<<ビジネスマナーワンポイントレッスン!No.11(慶弔の表書き編)>> 祝い事や弔事で現金や品物を贈る際、のし紙に贈り主の氏名と共に「寿」や「御仏前」など贈る趣旨を書きます。 これを「表書き」といいそれぞれの場合にふさわしい文字をかき、相手に贈り物の目的を伝える重要な役割があります。 しかし使う機会が少ないため、意外と表書きのルールを知らない方も多いようです。 そこで今回は、代表的な表書きをご紹介いたします。ぜひご活用くださいませ。 慶事(喜びを祝って濃く鮮やかな墨色で書きます) 御祝…結婚・結婚記念日・出産・入学・卒業・新築・開店など一般慶事 寿…結婚・結婚記念日・出産 賀寿(還暦…60歳、古希…70歳、喜寿…77歳、米寿…88歳、白寿…99歳) 内祝…お祝い事のお返し(慶事・出産・快気祝い・新築) ※「御結婚祝」「結婚御祝」は四文字(死文字)とされるため避けましょう。 弔事(「悲しみの涙で墨が薄くなった」ことを表すために薄い墨色で書きます) 御霊前…全ての宗派の葬儀から49日の法要まで ※浄土真宗は「霊」の存在を認めていないため、ご霊前を使わない方がよい と考える方もいるようです。 ※蓮の絵が入っている不祝儀袋は仏式以外の宗教では使えません。 御香典…仏式の葬儀 御玉串料…神式の葬儀や法要 お花料…キリスト教の葬儀や法要 御仏前…49日の仏式の法要後 ※仏式では、亡くなって49日間は「霊」としてこの世で生きている間の「垢」を落とし、仏になるための準備をします。 そして49日の法要が終わって初めて仏になると考えられています。。 |