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<<ビジネスマナーワンポイントレッスン!No.14(席次マナー 編)>>



 会議室や車の中、エレベータや列車に「上座」と「下座」があることはご存知でしょうか?座席には、身分に応じて序列があります。これを「席次」いいます。
 お客様や上司など敬いたい方が座る席を「上座」といい、身内や目下の者は下座に座ります。上座、下座を間違えると、相手に不快な気持ちを与えてしまいますので、しっかりマスターしましょう。

会議室…一般的に入り口に近い方が下座、奥の方が上座です。しかし参加人数やテ ーブルの形などによって異なります。相手が複数の場合は、目上の人から上座に座ってもらいます。また議長がいる場合は、議長席を中心に議長に近いほど上座になります。(議長の向かって右側が2番目の上座です)
 ※大人数での会議の場合は、話のしやすい中央の席が上座になります。

応接室(洋室)…部屋の入り口から遠く、さらに入り口が見えるところが上座です。
 また次の場合も上座になります。
 ◎背もたれや肘かけのあるソファー
 ◎テーブルの幅が長いほう
 ◎部屋の絵や窓から景色がよく見える

列車…進行方向の景色の見える窓際の席が上座です。ただし目上の方でも出入りしやすい通路側を好む場合があったり、窓際が暑い場合やまぶしい場合もあるので臨機応変に対応しましょう。

…タクシーや運転手がいる場合は後部座席の右側が一番の上座です。後部座席に3人座る時は運転席のうしろ、助手席のうしろ、中央の順番となります。ただし、目上の方や上司が運転する場合は、助手席が一番の上座です。その場合も後部座席の順番はタクシーと同じです。車の場合、一番安全度が高い席が上座と覚えておくとよいでしょう。

 以上のマナーは日本の習慣であり、他の国の文化では異なる場合もあります。
 お客様や上司が外国の方の場合は、その国の文化や習慣を確認なさってください。