<<ビジネスマナーワンポイントレッスン!No.24(喪中はがき 編)>> 喪中はがきとは、「年賀欠礼状」とも言われ、近親者で1年以内に不幸があった場合に、先方が年賀状の準備をする前に年賀の挨拶ができない失礼を詫びるためのものです。 きっと皆様も11月中旬頃から「喪中はがき」を数枚受け取られているでしょう。 通常、先方が年賀状を書き始める11月中頃から12月初めまでに届くようにします。 しかし、故人と面識のない方や気遣いをさせたくない相手には喪中を知らせず、平年通り年賀状を送ることもあります。 もし「喪中はがき」を出していない人からの賀状が届いたときは、1月7日が過ぎたころに「不幸があったために返礼が遅れた」ことのお詫びを書き添えた寒中見舞いを出します。 また、喪中はがきを受け取らなくても、先方の喪中を知っている場合は年賀状を控えます。 <一般的に喪中とする範囲> 1.自分を中心とした一親等(父母・配偶者・子) 2.生計を共にしている二親等(祖父母・兄弟姉妹・孫) 3.故人へ思いいれがあり悲しみが深く、新年のお祝いする気持ちになれない場合 <書き方の基本> 1.喪中につき年賀欠礼する旨 「喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます」 ※「年賀」は使用せず、「年始」「年頭」「新年」とします。 2.誰(故人との続柄「つづきがら」)がいつ亡くなったのか 「○月に ○(続柄) ○○○が○○才にて永眠いたしました」 3.お付き合いへの感謝・先方の無事を祈る言葉など 「ここに本年中のご芳情を厚くお礼申し上げます 明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます」 ※頭語や結語は不要です。近況報告等その他の用件は書きません。 4.日付 「平成○年○月」 |