<<ビジネスマナーワンポイントレッスン!No.7(「お」と「ご」のつけ方 編)>> 「ただちにお返事いたします」or「ただちにご返事いたします」 みなさまはどちらをお使いでしょうか?
「お」と「ご」は、相手に関する事柄や動作に対してつけると敬語になります。 たとえば、 お名前・お荷物・お帰り・お元気・お見積り・お子様 ご家族・ご立派・ご熱心・ご来訪・ご配慮・ご両親・ご主人 などがあります。 この使い分けですが、基本的には、訓読み(和語)には「お」が、音読み(漢語)には「ご(御)」がつきます。 この原則からいくと、上記の文章は「ただちにご返事いたします」が正解となりますが、実際には小さな子どもに対しては「お返事しましょうね」ということもあり、例外(誕生・病気・勉強など)もいくつかあります。 この場合は「お〜」は美化語、「ご〜」は尊敬語または謙譲語として使われますが、習慣によるものも多いようです。 ちなみに、つぎの言葉にはつけません。 「あ」「お」で始まることば(相性・握手・往診・大型) 動植物(猫・ひまわり)・外来語(オフィス・プログラム)・公共物(玄関・会議室) 正しい言葉をマスターするには、何度も口に出して言ってみることが大切です。 ぜひ、ご自宅や職場で練習なさってくださいね。 |